2025年4月30日、フランスの出版レーベル「MANGETSU」から『エリオと電気人形』第1巻が発売されました!発売を記念して、パリのエッフェル塔にあるイベントスペースでプレスイベントを開催。島崎無印先生と黒イ森先生もご招待いただき、イベントに参加されました。その時の様子と、合わせて行われたパリ市内にある書店でのサイン会の様子をお届けします。
となりのヤングジャンプで連載中の『エリオと電気人形』は原作・島崎無印先生、作画・黒イ森先生の近未来スチームパンク冒険譚。AIとの戦争に勝利するために人類が電気を放棄した世界で、電気人形と呼ばれるアンドロイドである「アンジュ」と電気人形に育てられた人間の「エリオ」が旅をします。
イベント会場はエッフェル塔の展望台にあるイベントスペース。このスペースで漫画のイベントは初だそうです!眺めもとても良かったです。
MANGETSUのコレクションディレクターであるSullivan Rouaud氏とMANGETSUを有するBragelonneのCEOであるAntoine Beon氏の挨拶でイベントはスタート!
夜20時にもかかわらず、外はまだ全然明るいです。
挨拶が終わると島崎先生と黒イ森先生は壇上へ呼ばれ、MANGETSUの担当編集者から両先生へのインタビューが行われました。
最初に黒イ森先生がフランス語で挨拶をすると会場内では拍手が!『エリオと電気人形』がどのように生まれたか、キャラクターの誕生秘話や影響を受けた作品などの質問に先生方が答え、招待客のみなさんは頷きながら大いに盛り上がりました。
会場内にはスチームパンク風のコスプレができる記念フォトコーナーも!
カメラも過去から来たような写真機風。みんなでスチームパンク風の眼鏡や帽子を着用して1枚記念写真を撮り、良い思い出になりました。
▲ネームや下絵などのパネルも飾られました。
▲蒸気をイメージしたオリジナリティ溢れる食事の数々。
先生方はエッフェル塔内も観光し、イベント終わりには点灯するエッフェル塔の姿も見ることができました!エッフェル塔のエレベーターは一部で油圧式が採用されており、作品のスチームパンクな世界観と重なる部分も。このような場所でイベントを開催していただき、素晴らしい一夜となりました。
別日にはパリ市内にある書店「Pulp’s BD」と「FNAC」にてサイン会を開催!
専門書店の「Pulp’s BD」には、日本のコミックスもたくさん置いてありました。コミックス1巻をご購入いただいた方はその場で参加いただけたのですが、始まる前から書店には長蛇の列が!ほぼ途切れることもなく、時間いっぱいたくさんの方にお越しいただきました。この書店の方々もたくさん参加してくださり、とても温かいサイン会でした。
もう一店の「FNAC」はフランス全土にあるチェーン店で、書籍から電化製品まで様々なものが扱われています。こちらで行われたサイン会は事前予約制でしたが、応募開始してすぐにチケットが完売したとのことで、1巻発売前だったにも関わらずフランス現地にもファンの方が多くいてくださることに驚きました。
「Pulp’s BD」と「FNAC」の両方に来てくださった方もいたり、覚えてきた日本語で感想を伝えてくださる方がいたり、現地のファンの方たちとの交流を楽しみました!
そんな『エリオと電気人形』の最新話はこちらから!
エリオとアンジュの旅はまだ続きます。